BSW  RB26DETT 純正エンジンパーツチューニング
 
ブースト圧 1.22kg/cm2 最大馬力500.7ps/7778rpm 最大トルク 51.0Kgm/6580rpm
仕様 :BCNR33 RB26 ブーストアップ E/G ノーマル(シリンダ-ブロック 05U吸・排気変更 純正ターボチャージャー
1998/09 測定データ
 
ブースト圧 1.60kg/cm2 最大馬力602.6ps/7056rpm 最大トルク 63.0Kgm/6572rpm
仕様 :BNR32 RB26 E/G N1(24Uポンカム+メタルH/G エアクリーナー、マフラー変更
日産純正ニスモタービン×2(06U)  アクチュエーターSTD
 1999/09 測定データ
 
ブースト圧 1.7kg/cm2 最大馬力829.4ps/7456rpm 最大トルク 74.5Kgm/7407rpm
仕様 : RB26 86,5パイN1ピストン他 24Uパーツ使用 E/G (シリンダ-ブロック 05U社外ターボチャージャー
2005/02 測定データ
 
 
純正部品はどなたでも購入可能な部品ですが、純正エンジン部品を使用して800ps(馬力)をオーバーする事
皆さんご存知の様にハイレベルな技術が必要になります。BSWは純正部品でもさらなるパワー、技術アップ
を 目指し その技術を BSWユーザー様に フィードバックします。
 
BSW RB26純正部品のチューニングは1997年2月に750psオーバー (125ps/1気筒,下図1データー参照)
1999年1月に810psオーバー(135ps/1気筒)SR20は1999年7月に650psオーバー(163ps/1気筒
コンロッド、クランクシャフトは純正部品で達成していましたが、ピストンは鍛造素材を使用していました。
2000年にはRB26 純正部品の N1ピストン (コンロッド、クランクシャフトも純正部品)で720psは 確認して
いました。 そして、2005年2月に RB26純正部品のN1ピストン (コンロッド、クランクシャフトも純正部品)
820psをオーバー を 記録しました。
 
BSW RB26エンジンチューニングは1998年5月には鍛造素材のピストン、コンロッド、クランクシャフトを使用し
1030ps オーバー (172ps/1気筒) を 達成していましたが、鍛造素材のピストン、コンロッド、クランクシャフト
他の部品が高価な為 、使用が出来ないユーザーも いましたので 、純正部品の使い方や セッティング方法
を テストしてきました 。 その結果 、BSWでは ベストな鍛造素材を 使用せずに 、RB26 純正エンジン部品
(生産性を最優先させた部品) ピストン、コンロッド、クランクシャフトを使用し820psオーバー(138ps/1気筒)
で 達成する事に 成功致しました。ハイレベルなRB26チューニング、セッティング技術をの証明です。
 
高度にチューニングされた NISSAN RB26やSR20エンジンの ピストンは、燃焼圧力 200気圧、作用する力
は 11トン、燃焼ガス温度は 2500℃以上になる為、かつてのグループCやF1と同じ条件以上で 使用されて
います。コンロッド、クランクシャフトも 同様に激しい条件になります。
 
グループCやF1は 性能を最優先させた部品を使用したエンジンですが、RB26やSR20はコストや生産性を
最優先させた市販車の エンジンです。
 
ピストンは エンジン部品の中でも最も多くの運動量と激しい温度変化、そして高い圧力を受けています。
金属は温度が上がると軟らかくなってしまうため、市販車に使われている生産性を最優先させた鋳造素材
では、高温での必要な強度の確保が 難しくなります 。100ps/1気筒 (RB26は600ps/SR20は400ps)
超えるチューニングエンジンの ピストン素材は鍛造素材がベストですが、BSWでは 生産性を最優先させた
鋳造素材の純正ピストンで 800ps(馬力) オーバーを 達成いたしました。
 
RB26 純正エンジン部品チューニングでの800ps(馬力)オーバーはBSWならではの実績と技術です。
 
2010/04/04 Gワークスドラッグ第1戦 GT-R / S-CLASS 優勝 0-400m タイム 10,083秒 小林 BNR32
 
BNR32 RB26改 TD06 19C-8cm2×2 コンロッド ・クランクシャフト ノーマル仕様
〔図1〕 1997年2月測定データー
ブースト圧 1.53kg/cm2 最大馬力751.5ps/8140rpm
 
最大トルク 66.1Kgm/8066rpm